プライベート日記 |
一級鑑定士 |
今日はまた一つ、己の特殊スキルに誇りを感じた出来事があった。 お客様と談笑中、ふとしたタイミングでお客様のスマホからあの、脳汁製造音が鳴った..............瞬間──私の中のスロット脳が即座に反応した。 「えっ!?それヴァルヴレイヴのドライブ音ですよね!?まさか……スマホの通知音、それにしてるんですか!?」 私のこの一言に、お客様はまさかのド直球リアクション。 「うわっ!なんでわかったの!?wwww」 私、満面のドヤ顔でキメる。 まるでワインの香りを嗅ぎ分けるソムリエのごとく、スロットの音で台を当てるこのスキル── 名付けて、『スロット音の一級鑑定士』 もはや国家資格にした方がいいんじゃないかというレベルの正確さ。 お客様、腹抱えて爆笑して「いや、めっちゃ反応早すぎ?」と感動(?)してくれた。 ──ありがとう、ヴァルヴレイヴ。ありがとう、無駄に打ちすぎたあの日々。 そして何より、通知音にスロット音を選んでくれたお客様に感謝を込めて。 今日もまた、ひとつ小さな笑いを提供できた私は、誇らしくタバコに火をつけたのであった── (IQOS) |