| プライベート日記 |

| 「内部」を観る能力 = 心で、食べる ♡´- |
昨夜、ユーチューブにてMOMOKA JAPANさんの動画をひとつ。 海外からの旅人が、日本食を口に運ぶその瞬間 「今、心で食べてる」と呟いた男性がいらっしゃいました。
たった一言なのに、胸の奥がふっと温かくほどけていく。
“感じる”という祈りが宿っていたように思うのです。
器の中の一粒、出汁の香、 そのすべてを丁寧に受け止めようとする姿。 それはまるで、誰かを想いながら一輪の花を生ける所作にも似ていて。
日本の食には、静かな情緒が息づいています。 そしてその情緒を見つけてくれる旅人の心にも、 “やまとなでしこ”の精神が、そっと宿っているように感じました。
──“やまとなでしこ”とは本来、日本女性のしとやかさや凛とした美しさを表す言葉。 けれど、性別や国籍をも超えて「繊細さ」や「礼を重んじる心」に触れたとき、 そこにもまた、同じ花が咲くように思うのです。
美しいものを、美しいと感じられる心。 わたくしもその感性を、しなやかに育てていけたらと願います。気付かされることの多い学び深き動画に感謝です。
やまとなでしことは、咲き誇るよりも、静かに香るもの。 その香を纏いながら、本日もまた、心で生きてまいります。 |