| プライベート日記 |

| Santa Claus |
"エロサンタ"に ?妄想しちゃう
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雪が静かに舞い落ちる夜。
街灯もまばらな裏路地をひとり歩いていると、ふいに視界の端に誰かの気配が映った。
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赤と白を基調にした服装──けれどそれは、どこか艶めいていて、見る者を誘うような光沢のある布地。
長身でしなやかな体躯。肩にふわりとかかる白いファー付きのマント。
まるでファンタジーから抜け出してきたようなその男は、こちらに気づくと、ゆっくりと微笑んだ。
その笑顔に、胸の奥がくすぐられた。
足がすくんで動けなくなる。まるで何かの魔法にかかったみたいに。
?目が合った瞬間、私の身体の奥で、何かが静かに疼き始めた。
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彼が近づくたび、空気が変わる。
温度ではなく、肌に直接触れてくるような視線。
「……可愛いね」
ふと耳元で囁かれるだけで、背筋がゾクリとした。
その声は低く甘く、喉の奥を這うようで、まるでそこだけを性感帯に変えてしまうみたい。
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「震えてるよ」
そう言って、彼は私の頬に手を伸ばそうとする──けれど、触れない。
すれすれで止まった指先。
そのまま指は、私の髪の際をなぞるように動いていく。
触れてないのに、まるで撫でられてるみたいに熱くて、息が漏れる。
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「……こんなに敏感なんだ?」
彼の目が、私の胸元にゆっくりと落ちる。
コートの上からでも分かるほど、乳首がピンと立っているのが自分でも分かってしまい、恥ずかしさで胸が張り裂けそうになる。
なのに、逃げられない。目が、声が、息が、全部、彼に捕らえられていて。
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「触れなくても、もう…蕩けてるね」
そう囁かれたとたん、私は脚の力が抜けた。
熱くなった太ももが無意識にこすれあい、呼吸が浅くなる。
カラダの奥が、まるで濡れた蜜壺のようにじゅわっと熱く、甘く疼き始めていた。
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彼の指先が、唇のすぐ近くをすっとなぞる。
吐息がふっと触れるだけで、唇の中までゾクゾクと快感が走り、私は小さく喘ぎを漏らした。
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「……可愛い声、もっと聞かせて」
触れられてないのに、耳元でそう囁かれるだけで、
身体が勝手に反応してしまう自分が恥ずかしくて、でもどうしようもなく愛おしい快楽に堕ちていく。
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脚の間が、じわじわと濡れてくる。
コートの中で、タイツ越しに伝わる自分の熱に気づいてしまう。
でも彼は、まだ一切触れていない。
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ただ目で、声で、気配で、
私はもう、快感の淵に立たされていた。
「……お願い、もう…触れて……」
そう口にした瞬間──彼の手が、ようやく私の腰にそっと添えられた。
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その一瞬で、私はもう、完全に蕩け落ちていた。