2025/10/27 06:44
しとしと、ほどける午後
うたた寝って
気持ちいいよね。このまま…![]()
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
雨がしとしとと窓を叩く音が、部屋に柔らかく響いている。
濡れたアスファルトの匂いが、わずかにカーテン越しに忍び込む。
そんな切ない午後――私は小さな革張りの椅子に深く座り、いつのまにかまどろんでいた。
頬に微かなぬくもりを感じて、ゆっくりと目を開ける。
ぼんやりとした視界の中、誰かの気配。
――誰?
寝起きの頭がまだ現実に追いつかない。
それでも私は、重たいまぶたを上げ、振り返った。
そこに立っていたのは、見知らぬ男性。
雨で濡れた前髪が額にはりつき、ワイシャツの肩口が濡れて透けている。
彼の視線と私の視線が、ぴたりと絡みついた。
まるで、触れ合ったような熱が、体の芯を揺らす。
「…起こしちゃった?」
彼の声が低く、濡れた空気を震わせる。
私は無言で、こくりと頷いた。
彼が一歩、また一歩と近づいてくる。
床がきしむ音すらも、やけに官能的に響いた。
私の膝の前で立ち止まると、彼はしゃがみ込み、そっと私の頬に触れた。
「…寝顔、見られたくない?」
指先が、頬を撫でるように這う。
まるで羽根のように――ふわり、ふわりと。
軽すぎて、でも確かに熱を残すタッチ。
それが、耳の後ろからうなじへ。
私の体は、じわじわと熱を帯びていく。
彼の吐息が、私の耳に触れる。
その吐息だけで、膝がほどけそうになる。
「…気持ちいい?」
指は首筋から鎖骨へ。
ボタンに指をかけられることもなく、服の隙間からそっと指先が滑り込む。
肌に直接、彼の熱が触れる。
なぞるだけの愛撫なのに、皮膚がピリピリと痺れるような感覚。
胸のふくらみに、触れるか触れないかの距離で指が円を描く。
その曖昧さが、余計に私を焦らす。
乳首の近くを通っても決して直接には触れない。
もどかしくて、でももっと感じたくて――私の呼吸が早くなるのを、自分でもわかった。
「身体…素直だね。触れるたび、柔らかくなってく」
彼の指が、胸からお腹へ。
ゆっくり、ゆっくりと下へ。
力の入らないお腹の奥がきゅっと締まり、腰が浮きそうになる。
スカートの上から太ももへ、なぞるだけのタッチ。
指先が、内腿を何度も往復するたび、身体の奥が熱くじんじんと疼く。
ショーツ越しに彼の指が軽く触れると、反射的に息が漏れる。
「…ここ、すごく温かいね」
囁きとともに、指先が布の上をなぞる。
それだけで、震えるほどの快感が走る。
布地越しに感じる圧と温もり。
ゆっくり、円を描いて刺激されるたびに、そこから甘い熱が広がって、
気がつけば――
私はもう、声にならない吐息をこぼしながら、彼に身体を預けていた。
「焦らなくていいよ、全部…感じて」
そう言った彼の指が、ショーツの隙間に忍び込む瞬間――
はっと気がつくと、
そこにはもう、誰もいなかった。
雨の音だけが、しとしとと。
まるで、私の中に残った熱を洗い流すように、
静かに降り続いていた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ムラムラしすぎて
夢にまで 出てきちゃう。。。![]()
せい![]()

クーポンを見る
スマホに送る


