2025/6/25 20:35
💋もしもカップ麺が裏オプ要求してきたら

「…ねぇ、3分で満足? ほんとに、それだけでいいの?」
スーパーの棚で小声で話しかけてきたのは、何の変哲もないカップ麺。
だがよく見ると、フタにこう書かれていた。
「+100円で、秘伝のスープつき♡」
あくまで合法。だが、明らかに怪しい。
お湯を注ぐと、彼女は艶やかな湯気を立てながら、こう囁いた。
「あっついの、すぐ入れてくれてうれしい…♡」
スープをすすると、舌の奥でピリリと刺激が走る。
「ねぇ、また来てくれる? 私、すぐアツくなっちゃうから。」
それはただのインスタントか、それとも――禁断の味か。