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こんばんは
なんだか　心が　沼ってる



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ひとりきりの部屋は、広すぎて、静かす ぎた。

時計の秒針の音さえ、胸の奥にぽっかりと空いた寂しさを際立たせる。

ベッドに身を横たえても、毛布に包まれても、どうしても埋められない虚しさが身体の芯に絡みついて離れない。

冷えた空気は肌を刺し、孤独は心を凍らせる。

こんな夜に欲しいのは、機械的な暖かさではなく、あなたの生々しい温もり。

逞しい腕に抱かれ、何もかも包み込まれるあの安心感。

胸板に顔を埋めれば、聞こえてくる心臓の音。

それが恋しくて、今夜はなおさら眠れない。

目を閉じれば、あなたの影が浮かんでくる。

唇の熱、低い声、肌と肌が触れ合ったときのあの甘い痺れ…。

思い出すたび、切なさが募り、冷え切った心はますます疼いていく。

欲しいのは、ただひとつ――あなたの腕。

逞しくて、力強くて、でもどこまでも優しく包み込んでくれる腕に抱かれたい。

そう願いながら震えていたとき、ふいに背後から影が落ちた。

「大丈夫だよ」

その声に振り向くと、あなたがいた。

迷いもなく腕を伸ばし、私を胸へと引き寄せる。

広い胸板に顔をうずめると、心臓の規則正しい鼓動が耳に響く。

その音は子守唄のように、張りつめていた心をゆるめていく。

大きな手が背中を撫でるたび、冷え切っていた身体がじんわりと温められていく。

「ここにいればいい」

その低く優しい声とともに、逞しい腕が私を抱きしめる。

広い胸板に頬を押し当てると、力強い鼓動が耳に響き、張りつめていた心が解けていく。

背中をなぞる大きな掌が、冷えた身体をゆっくりと温め、安心が甘い痺れに変わっていく。

もっと近くに…もっと深く、あなたを感じたい。

そう思った瞬間、自分でも気づかぬうちに指先があなたの服を握りしめていた。

抱擁はやがて頬への口づけに変わり、唇が触れた瞬間、身体の奥から熱が込み上げてくる。

「…あなたが欲しい」

囁いた声は震えていたけれど、あなたの視線は優しさの奥に確かな熱を宿していた。

次の瞬間、柔らかな口づけが深くなり、舌が絡み、溶かされるような官能の世界へと導かれていく。

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こんな日記でごめんなさい


せい