2025/9/28 11:54
kiss

せいの好きなこと
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彼の腕に引き寄せられ、胸と胸が押しつけ合う。
布越しに伝わる熱は、すでに火照った肌を焦がしていくようだった。
見つめ合う距離は息を奪うほど近く、
唇に意識を向けた瞬間、彼がそっと奪い取る。
最初は軽い口づけ。
けれどすぐに彼の舌が入り込み、
甘い水音を立てながら絡み合う。
最初に触れた唇は、
羽がかすめるほどの軽さだった。
けれど、その一瞬の柔らかな感触に火が点き
次の瞬間には彼の唇が深く押し寄せてくる。
閉じかけた口もとをこじ開けるように
舌先がそっと忍び込み
ためらいがちに歯の裏をなぞる。
わずかな抵抗を溶かし
甘い侵入は次第に大胆さを増していく。
湿った舌同士が触れ合った瞬間
胸の奥に痺れるような熱が走った。
濡れた音が静寂に響き
互いの唾液が混ざり合って舌の上を伝う。
絡まり、ほどけ、また求め合う
――その繰り返しが快楽に変わっていく。
唇の奥をくすぐられるたび
喉から抑えきれない吐息が漏れる。
彼の手が背中を這い
腰を強く引き寄せられる。
下腹部に硬さを感じて
思わず身をすくませる。
「…感じてるの、わかるだろ」
耳元で囁かれ、ぞくりと背筋が震える。
舌はさらに深く求め合い、口づけは濃厚さを増していく。
唇を離すたびに透明な糸が伸び、濡れた吐息が重なった。
その熱と重さに、もう全身がとろけそうだった。
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キス💋で
いっぱい 濡れちゃう
せい