2025/10/8 21:34
隣人の指先の先…


長距離運転です

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「この先、乗り換えです」
彼女がふいに口を開いた。
初めて聞くその声は、思いのほか甘やかで、喉の奥を震わせた。
僕が戸惑っていると、彼女はふっと微笑み、
「よければ、このまま」と囁いた。
拒む理由など、どこにもなかった。
静かな住宅街。
夕焼けがすっかり落ちた空の下、
僕は彼女のあとを歩いていた。
彼女のヒールの音、揺れる髪、
そしてふと振り返ったときの目――
すべてが僕を挑発していた。
部屋に着くと、鍵がカチャリと鳴り、
無言のままドアが閉まる。
そして次の瞬間、彼女は背中を預けるように僕に身体を寄せてきた。
「電車の中で…感じてたでしょう?」
耳元でささやかれ、僕の理性はわずかに軋んだ。
「あなたの足、反応してたの、わかってた」
その声に合わせて、彼女の指が再び僕の太ももを撫でる。
今度は、布越しではなかった。
スーツの生地の上から、確かに熱を帯びた指先が動く。
膝の内側、股関節のライン、そして…
「ねぇ、もっと奥、触っていい?」
その言葉を聞いた瞬間、僕は彼女を抱き寄せていた。
壁に押しつけるようにして唇を重ねると、
彼女は驚くどころか、舌を絡め返してきた。
濡れた水音が、玄関先にいやらしく響く。
そのままキスは深まり、息が乱れる中、
彼女は僕のシャツに手を差し入れ、肌に直接触れ始める。
「ちゃんと確かめたいの、電車の中で…あんなに硬くなってたもの」
言葉のひとつひとつが淫らで、
僕の欲望をなぞるようだった。
やがて彼女は、タイトスカートのファスナーを自分で下ろし、
すらりと伸びた脚をあらわにする。
ショーツの薄布の向こうに、濡れた温度が透けて見えた。
僕の視線に気づいているのか、彼女はそれをゆっくりと脱ぎ、
僕の手を自らの奥へと導いた。
「さっき、あなたが妄想してた通りにしてあげる」
彼女の声は、甘く、濃く、淫靡だった。
彼女の指が僕の手を取って、自らの熱を秘めた場所へと導いたとき、
その柔らかさと濡れた温度が、指先から脳髄へと突き抜けた。
「ほら、…こんなになってるの、わかる?」
囁きながら、彼女は自分の奥を僕の指でなぞらせる。
ヌル、と濡れた音が漏れ、彼女の吐息が熱を帯びて揺れた。
僕は彼女の身体を抱き上げるようにして、壁に押しつけた。
片脚を僕の腰に絡ませた彼女は、そのまま僕のシャツを強引に開き、
素肌に爪を立てる。
「あ…すごい、脈打ってる…」
彼女の手がスラックスの内側へ潜り込み、
下着越しに僕の昂ぶりをしっかりと握りしめた。
「欲しかったんでしょう?電車の中からずっと…」
下着を下ろす間も惜しむように、彼女は腰を揺らしながら僕を誘う。
僕の先端を自らの濡れた奥へと導き、
ぬるりと包み込んだ瞬間、
二人の吐息が重なり、震えた。
「んっ…入って…きた…」
その言葉が、鼓膜をくすぐる。
彼女の内壁が蠢くたび、僕は奥まで押し込むように深く突き上げる。
ぴちゃ、ぬちゃ、と水音が玄関先に響き、
壁に手をついた彼女は腰を跳ね返してくる。
タイトスカートを片足に残したまま、
ストッキングが破れた太ももが、交わりのたびに震えた。
「ダメ…そんなに突かれたら…ッ、あっ、あぁ…」
声を殺そうとする彼女の様が、ますます僕を昂らせる。
その声を聞きたい、もっと奥で感じさせたい、
そんな欲に突き動かされ、さらに激しく打ち込む。
背中を伝って汗が滴り、
肌と肌がぶつかり合うたび、火花のような快感が走る。
彼女の中がきつく締まり始める。
「……イキそう…ッ、いま、あなたの、奥で…」
その瞬間、彼女の身体が大きく跳ね、
絶頂の波が襲うように彼女を貫いた。
僕もその締めつけに引き込まれ、
熱いものを深く注ぎ込んでいた。
しばらく、ふたりは壁にもたれたまま、
荒い呼吸だけを重ねていた。
「……まさか、こんなことになるなんてね」
頬を赤く染めたまま、彼女が笑った。
「でも、あなたの目…ずっと、誘ってたのよ?」
彼女の指が、まだ熱の残る僕の胸をそっと撫でた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜北海道まで 着いたかな??
せい
