2025/7/13 10:30
このひとときだけは

気付けば、 あなたと過ごせるこの時間も あと2日 そう思った瞬間から 肌が、記憶を欲しがるように 熱を帯びはじめた あなたの声、指先、吐息 全部、まだ足りないまま 「また明日がある」って思える夜より 「あと少ししかない」って 気づいた夜のほうが ずっと深く、ずっと激しく、 あなたが恋しくなるのは どうしてだろう あなたの温度で この残り少ない時間ごと 刻みつけて欲しい でもきっと… まだ終わらせたくないと思ってるのは あなたも同じ? はるみ |