2025/8/21 17:30
火球をみて思ったこと
ニュースによると 西日本の夜間に非常に明るい流星 通称“火球”が出現し 九州・四国をはじめ 大阪の関西空港からも その光が記録されていたとのこと 実際、南日本では 家々の形がはっきり見えるほど 空が明るくなったという目撃談もあり それを聞くとまるで 宇宙からの“招待状”が 降りてきたような錯覚を覚えます 専門家によれば 今回の火球は秒速約21キロで 大気圏に突入した アステロイド由来と思われ 一部地域では 地響きのような轟音を伴ったため 衝撃波として“ソニックブーム”が 発生していたそうです そして残念ながら 落下地点は海上とされ 回収は叶わなかったとのこと もし地上にその破片が残っていたなら 宇宙の成り立ちに迫る青写真が 紡がれていたかもしれなかったと思うと ちょっと胸が痛みます しかしながら 夜空を裂くように現れた 一瞬の閃光は ただの天文現象以上のものを 感じさせてくれます あれほどの光を放ちながらも ほんの数秒で消え去ってしまう火球 その儚さは 人の一生や日々の出来事に 重なって見える気がしました 「いつか終わる」からこそ 瞬間が美しく輝く 星も人も、そんな運命を 背負っているのかもしれません 宇宙のどこかで漂っていた 小さなかけらが 偶然にもこの地球の空を 飾ってくれた奇跡 その偶然に立ち会えたことが 妙に自分の存在を 肯定してくれるような 気がしてならないです |

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