2025/10/3 18:33
最近の思考まとめ

以前は「自己実現」「自己成長」「自己肯定」「自己否定」といった言葉に違和感を覚えることはありませんでした。
けれど最近では、そうしたものにどこか苦しさを感じるようになりました。
老いや病によって体や環境が変化し「できること」が減れば、それまでの物差しで測ってきた“自己価値”は一気に意味を失ってしまうかもしれません。
また、自己肯定を求めすぎれば否定されることへの恐れが生まれ、否定を続ければ肯定されても素直に受け容れられなくなることもあるでしょう。
けれど、最初から全ては揃っていて、最初から価値はある。
そして実際には、コントロールできることなどほとんどありません。
そのことに気づくと、悩みや問題もぐっと少なくなるように思います。
「肯定を求めたり、したり」「否定を恐れたり、してみたり」「良い人、悪い人と決めつけたり」──そうしたジャッジの癖を手放せたとき、
全てが在るがままに在ることの心地良さと美しさを、ようやく感じられるようになりました。 |