2025/12/14 22:35
何も起きなかった“はず”なのに
灯りを落とすと、
一日分の熱が一気に表に出てくる。
朝から続いていた余韻が、
今になってちゃんと形を持ちはじめて、
静かな部屋で呼吸だけが深くなる。
触れていない。
それなのに、
確かに“感じていた”。
休日の終わりは、
満たされたようで、
まだ足りないまま。
この続きを夢で見るのか、
それとも――
次の休日まで、
大事にしまっておくのか。
おやすみ。
今日という一日ごと、
余韻に包まれて…。

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