2025/7/5 19:00
マロンのエロい小説♡♡♡

6) それからの残りの日は電話してる暇がないってことで、ラインのやりとりだけで 私は●●君が無事に帰ってくるまで我慢だと、自分に言い聞かせていた ─── そうして数日やり過ごし、待ちに待った今日は●●君が帰ってくる日 ●●君が帰ってくる予定の便に迎えに行けるように、色々とスケジュールをなんとか調整した 夕方、予定よりも早く着いた空港のロビーに座って待ってたけど、落ち着かなくて 何度もフライト情報のボードを見上げたり、トイレに行ったり、飲み物を飲んではまた買いに行ったり、スマホを覗き込んでみたり… 「●●君が戻ってくる便は…まだ時間あるな…よしっ」 一旦外の空気でも吸ってこようかと、荷物を持って立ち上がった 「っ、落ち着きないなぁ」 不意に聞こえた声に振り向けば、そこには愛おしい人の姿 「え、●●君っ、なんでっ??」 「いや、俺の乗る予定の前の便に団体のキャンセル出たから、ひとつ繰り上げてきた」 そう言って私を見やってニヤリと微笑う 「それと…、俺もマロンに早く会いたかったし」 「……っ」 端から見れば、再会に必要以上に盛り上がるバ カップルに見えるかもしれない でも誰が何て言ったって、私は●●君に数分でも早く会いたかった…し、●●君も同じ気持ちみたいだし 抱きつきたい気持ちを必死で抑えながら●●君に近寄った 「っ、荷物そっち持つよ、車…行こ?」 ●●君の持つ荷物を取ろうとして手が触れる 「あ…っ」 過剰なくらいに意識してしまった私を●●君が笑う 「うははっ、今さらっ(笑)さぁ、帰ろ?」 そう言って歩き出した●●君を追いかけて、そっと耳元でささやいた 「あのね●●君…私ね、ちゃんと覚悟できてるから」 瞬間、●●君の手が私の手をグッと握る 「ふふっ、それは楽しみだね」 そう言うと、そのまま私の手を引いて車へと向かった |